概要
横手の雪まつり(よこてのゆきまつり)は、秋田県横手市で毎年2月15日・16日に開催される、約450年の歴史を持つ小正月の伝統行事である。市内各所に大小100基以上の「かまくら」が築かれ、内部に祀られた水神様に家内安全・五穀豊穣を祈願する、日本を代表する雪の祭典のひとつである。
歴史
横手のかまくらは室町時代後期から続く伝統行事とされ、武家の左義長(小正月の火祭り)と商人の鎌倉大明神信仰、農民の井戸の神信仰などが融合して成立した。江戸期には町内ごとに大規模なかまくらが築かれ、子どもたちが籠もって甘酒・餅を振る舞う風習が定着した。1936年(昭和11年)にドイツの建築家ブルーノ・タウトが訪れて絶賛したことでも知られ、戦後は観光行事として再興され、現在の規模に発展した。
見どころ
メイン会場の横手公園・羽黒町通りなどに高さ約3メートルの大型かまくらが並び、内部では子どもたちが「はいってたんせ(入ってください)」「おがんでたんせ(お参りしてください)」と訪問客を招き入れ、甘酒や餅をふるまう。蛇の崎川原には数千の小型「ミニかまくら」にろうそくが灯され、雪原に幻想的な光の海が広がる。
開催情報・アクセス
会場は秋田県横手市中心部の複数エリア(横手公園・羽黒町通り・蛇の崎川原ほか)。JR奥羽本線横手駅から徒歩圏内で、観覧は無料。2日間で約30万人の来場者を迎える。
周辺観光
横手市内には増田町の伝統的建造物群保存地区、後三年合戦金沢資料館、横手城址など、平安〜近世の歴史を感じる観光地が多い。冬季はかまくら以外にもボンデン祭り、横手やきそばも名物として人気。
出典・関連リンク
- 📚 出典: Wikipedia, Wikidata (CC BY-SA 4.0)
- 🇯🇵 Wikipedia (日本語)
- 🔁 English version: Yokote’s Winter Festival