概要

神戸ルミナリエ(こうべるみなりえ)は、兵庫県神戸市中央区の旧外国人居留地および東遊園地で毎年12月(近年は1月に変更)に開催される、阪神・淡路大震災の犠牲者への鎮魂と都市復興を祈念する大規模光の祭典である。1995年12月の初開催以来、神戸の冬の風物詩として定着し、世界的にも著名な光の芸術祭の一つに数えられる。

歴史

神戸ルミナリエは1995年1月17日の阪神・淡路大震災で犠牲となった6,434人の方々への鎮魂と被災者への希望の光を灯す目的で、同年12月にイタリアの光の芸術家ヴァルテル・パーレ・コモッリの企画により始まった。「ルミナリエ」とはイタリア語で「光の彫刻」を意味する伝統的な祭典に由来し、神戸市と神戸ルミナリエ組織委員会が主催する。第1回開催では約254万人が来場し、以降毎年12月初旬から中旬にかけて開催されてきた。2020-2022年はコロナ禍で中止・縮小開催となり、2024年からは開催時期を1月17日(震災記念日)に合わせて移動した。

見どころ

中心となる「フロントーネ」(正面装飾)と「ガレリア」(光の回廊)は、毎年異なるデザインで制作される手作業のイタリア式光のアーチで、約20万個のLED電球が点灯する。色彩豊かな光のトンネルを歩く体験は厳かで幻想的であり、震災の記憶と復興への祈りが込められた荘厳な雰囲気が漂う。東遊園地のメイン会場には「光の壁掛け(スパッリエーラ)」が設置され、フィナーレでは一斉点灯のセレモニーが行われる。

開催情報・アクセス

会場は兵庫県神戸市中央区の旧外国人居留地(仲町通り)および東遊園地。JR神戸線元町駅から徒歩約10分、阪神電鉄元町駅から徒歩約8分。観覧は無料だが、震災復興支援のための募金協力が呼びかけられる。近年は混雑緩和のため整理券・予約制を導入。

周辺観光

神戸市中心部には北野異人館街、南京町(神戸中華街)、メリケンパーク、ハーバーランド、神戸ポートタワーなどの観光名所が集中する。冬季は神戸牛・神戸ベーカリー文化、有馬温泉、六甲山夜景なども楽しめ、ルミナリエと組み合わせた1泊2日の都市観光が人気。


出典・関連リンク

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