概要

小金井桜まつり(こがねいさくらまつり)は、東京都小金井市の都立小金井公園および玉川上水沿いの「名勝小金井(サクラ)」一帯で、毎年4月上旬の桜の見頃に合わせて開催される花見の祭典である。江戸期から続く桜の名所として知られ、市民・観光客で賑わう東京西郊の春の風物詩である。

歴史

小金井の桜並木は江戸時代中期、元文2年(1737年)に川崎平右衛門が玉川上水沿いの土手を補強する目的でヤマザクラ約2,000本を植樹したことに始まる。武蔵野の地味豊かな土壌と玉川上水の清流に育まれた桜並木は、江戸の名所として浮世絵にも描かれるほど親しまれ、明治末期に「名勝小金井(サクラ)」として国の名勝に指定された。第二次世界大戦中の伐採や戦後の都市開発で大幅に減少したものの、都立小金井公園の整備とともに新たに植樹が行われ、現代の桜まつりとして再生・継承されている。

見どころ

都立小金井公園内には約1,700本の桜が植えられ、ソメイヨシノ・ヤマザクラ・サトザクラなど多様な品種が次々と見頃を迎える。期間中は屋台の出店、地元和太鼓・伝統芸能の奉納演奏、フリーマーケットなどが行われ、家族連れで賑わう。江戸東京たてもの園を併設しているため、復元された明治大正期の建物群と桜のコラボレーションも楽しめる。

開催情報・アクセス

会場は東京都立小金井公園(東京都小金井市関野町1-13-1)。JR中央線武蔵小金井駅から関東バスで約5分。入園無料。例年4月上旬の桜の見頃に合わせて開催。

周辺観光

小金井公園内の江戸東京たてもの園は、東京の歴史的建造物を移築・復元した野外博物館として人気が高い。隣接する小平市の小平ふるさと村、武蔵野市の井の頭恩賜公園、府中市の大國魂神社など、武蔵野エリアの自然・歴史観光と組み合わせた周遊が可能。


出典・関連リンク

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