小樽雪あかりの路とは

小樽雪あかりの路(おたるゆきあかりのみち)は、北海道小樽市で毎年2月に開催される、雪と灯りの祭典です。歴史的な運河や石造倉庫が残るレトロな港町・小樽を舞台に、スノーキャンドルやガラスの浮き玉に灯したろうそくの灯りが、雪景色の町を温かく照らし出します。「雪あかり」という名のとおり、無数の小さな灯りが冬の小樽を幻想的に彩る、ロマンチックな冬のイベントです。

歴史と由来

小樽雪あかりの路は、1999年(平成11年)に始まった比較的新しいイベントです。かつてニシン漁と海運で栄えた小樽の歴史的な街並みを活かし、冬の小樽の魅力を発信しようと企画されました。雪国・小樽ならではの雪と、港町の象徴であるガラス工芸(浮き玉)を組み合わせた灯りの演出が特徴で、市民ボランティアの手によって毎年キャンドルが灯され続けてきました。手作りのあたたかみあふれる演出が人々の心をとらえ、今では北海道の冬を代表するイベントのひとつとなっています。

見どころ

最大の見どころは、小樽運河沿いに灯される無数のキャンドルの幻想的な光景です。運河の水面に浮かべられたガラスの浮き玉に揺れるろうそくの灯りや、雪で作られたスノーキャンドルのあたたかな光が、歴史的な運河と石造倉庫を照らし出す様は、息をのむ美しさ。手宮線跡地の会場では、雪のオブジェやトンネル状の灯りの回廊なども楽しめます。雪と炎が織りなす、静かであたたかな小樽の冬の夜を、心ゆくまで堪能できます。

開催情報

例年2月(おおむね中旬)の約10日間、北海道小樽市の小樽運河会場・手宮線会場ほか市内各所で開催されます。冬のイベントであり、季節は冬。点灯は夕方から夜にかけて行われます。厳寒期の開催のため、見学の際は十分な防寒・雪対策が必要です。最新の日程は小樽市および主催団体の公式発表で確認してください。

アクセス

メイン会場の小樽運河へは、JR函館本線「小樽駅」から徒歩圏内とアクセスが良好です。札幌駅からJRで約30〜40分と近く、新千歳空港方面からもアクセスしやすい立地です。冬季は積雪・路面凍結があるため、滑りにくい靴での来訪がおすすめです。同時期開催の「さっぽろ雪まつり」とあわせて訪れる人も多くいます。

周辺観光

小樽市は、明治・大正期の歴史的建造物が数多く残る、ノスタルジックな港町です。シンボルの小樽運河や、ガラス工芸・オルゴール・スイーツの店が並ぶ堺町通り、北一硝子などが人気の観光スポット。新鮮な海の幸を味わえる寿司屋通りも有名です。札幌からの日帰り観光地としても人気で、冬は雪景色の運河、夏は爽やかな港町の風情が楽しめます。雪あかりの路とあわせて、レトロな小樽の街歩きを満喫できるエリアです。


出典・関連リンク

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