概要
ひろしまフラワーフェスティバル(Hiroshima Flower Festival)は、広島県広島市の平和大通りおよび平和記念公園周辺をメイン会場に、毎年5月3日から5日まで開催される祭りである。「FF」「フラワー」の愛称で親しまれ、動員数は毎年160万人を超える。博多どんたくなどと並び、ゴールデンウィーク中の日本の祭りのなかでも最大級の規模を誇る。
歴史と由来
きっかけは1975年(昭和50年)、平和大通りで行われた広島東洋カープのセントラル・リーグ初優勝パレードである。当時としては驚異的な30万人を動員したこの熱狂が種となり、すでに平和大通り一帯を会場とする新しい祭りの構想を練っていた中国新聞社が中心となって商工会や市と折衝を重ね、1977年(昭和52年)に初開催された。初回は3日間で計125万人を集める大成功を収め、以後2019年まで毎年開催された。
2020年は新型コロナウイルスの世界的流行で、初開催以来初めての中止となった。2021年はパレードを行わず規模を縮小して開催。2023年はG7広島サミットが市内で開催されたことに伴い、警備への配慮から6月の2日間に日程を移して開催し、中断していたパレードも復活した。祭りには開催当初から「広島を花と緑と音楽のあふれる都市にしよう」「平和に生きることのすばらしさを分かち合おう」「広島から世界へ豊かな交流を呼びかけよう」という3つのテーマが掲げられ、被爆地・広島ならではの平和への願いが込められている。
見どころ
最大の見どころは、5月3日に平和大通りを行く「花の総合パレード」である。11時に平和記念公園内で「花の塔」に点火されて祭りが開幕し、花車や市民団体、企業がパレードを繰り広げる。2008年からは折り鶴みこし連も加わった。5月5日には「きんさいYOSAKOI」(2025年からはダンスやマーチングバンドも加えた「パフォーマンスパレード」)が行われ、鳴子を手にした演舞が大通りを彩る。平和大通り沿いには花の名を冠した約30のステージが設けられ、有名歌手やゲストが出演する。公式テーマ曲「花ぐるま」(作曲・小椋佳)は開会セレモニーで歌われる恒例となっている。
開催情報・アクセス
開催は例年5月3日から5日の3日間。メイン会場は広島市の平和大通りと平和記念公園周辺で、市内各所に協賛会場が設けられる。最寄りは広島電鉄の中電前・袋町・比治山下などの各停留場。期間中、広島電鉄の路面電車にはラッピング車両も走る。パレード時間帯の平和大通りは歩行者天国となる。
周辺の見どころ
メイン会場の平和記念公園には原爆ドーム(世界遺産)や広島平和記念資料館があり、祭りと合わせて平和学習の地を訪れることができる。広島市内には広島城やマツダスタジアム(広島東洋カープ本拠地)もあり、祭りでもカープ関連のブースやトークショーが恒例となっている。少し足を延ばせば世界遺産の厳島神社(宮島)もあり、ゴールデンウィークの広島観光と合わせやすい。
関連情報
- 開催月: 5月3〜5日(春・ゴールデンウィーク)
- 都道府県: 広島県(中国)
- 会場: 平和大通り・平和記念公園周辺(広島市)
- 初回開催: 1977年
- 来場者数: 毎年160万人超(2024年は約181万人)
出典・関連リンク
- 📚 出典: Wikipedia, Wikidata (CC BY-SA 4.0)
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- 🔁 English version: Hiroshima Flower Festival