概要

大垣十万石まつり(おおがきじゅうまんごくまつり)は、岐阜県大垣市の市街地(大垣駅通り)で、毎年10月の第2日曜日に行われる祭りである。単に「十万石まつり」と呼ばれることも多い。大垣藩十万石の城下町の歴史をしのぶ、地元の商工会が中心となった都市祭礼である。

歴史と由来

起源は、大垣の総社である常葉(ときわ)神社の例祭にさかのぼる。大正時代の頃から、毎年9月25日の常葉神社の例祭にあわせて「大垣の秋祭り」として行われ、軕(やま)と神輿が出されていた。しかし太平洋戦争の影響などにより中断する。戦後の1956年(昭和31年)、この大垣の秋祭りが「十万石まつり」として再開され、現在に受け継がれている。なお、常葉神社の神輿以外の神輿は、1973年(昭和48年)から「十万石ふるさとまつり」の名称で行われている。

見どころ

現在は神輿とパレードがメインとなっている。主会場の大垣駅通りでは、常葉神社の神輿に加え、子供神輿・大人神輿、大垣市の企業が創作した「企業神輿」が練り歩く。大垣商業高校の吹奏楽部や少年団によるパレード、そして「十万石おどり」が祭りを盛り上げる。地元商工会が中心であることから、地元商店による大売り出し、菓子の即売会、地酒の振る舞い、チャリティーなども行われ、城下町ならではの賑わいを見せる。常葉神社では神事と餅撒きが執り行われる。

開催情報・アクセス

開催は毎年10月の第2日曜日。会場は岐阜県大垣市の大垣駅通り(岐阜県道57号大垣停車場線)を中心とする市街地。最寄りはJR東海道本線・養老鉄道の大垣駅で、駅前通りが主会場となるためアクセスは良好である。

周辺の見どころ

大垣市は「水の都」と呼ばれる湧水豊かな城下町で、市街地には大垣城がそびえる。松尾芭蕉の『おくのほそ道』結びの地としても知られ、奥の細道むすびの地記念館がある。城下町の歴史と水の風景を巡る散策と合わせて、祭りを楽しむことができる。

関連情報

  • 開催月: 10月第2日曜日(秋)
  • 都道府県: 岐阜県(中部)
  • 会場: 大垣駅通りを中心とする市街地(大垣市)
  • 起源: 常葉神社の例祭(大正期の「大垣の秋祭り」)→ 1956年に「十万石まつり」として再開
  • 別称: 十万石まつり

出典・関連リンク

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