小田原北條五代祭りとは

小田原北條五代祭り(おだわらほうじょうごだいまつり)は、神奈川県小田原市で毎年5月3日に開催される、小田原を代表する祭りです。戦国時代に関東一円を支配した戦国大名・後北条氏(小田原北条氏)五代の栄華をしのび、武者や姫に扮した人々による華やかな武者行列が小田原城下を練り歩く、勇壮で煌びやかな歴史絵巻が繰り広げられます。ゴールデンウィークの小田原を彩る、人気の春の祭りです。

歴史と由来

小田原北條五代祭りは、1965年(昭和40年)に始まった祭りで、後北条氏の偉業を称え、その歴史と文化を顕彰することを目的としています。後北条氏は、北条早雲を祖とし、氏綱・氏康・氏政・氏直の五代にわたって約100年間、小田原を本拠に関東に一大勢力を築いた戦国大名です。難攻不落の名城・小田原城を中心に栄えたその時代を再現するこの祭りは、小田原の歴史を今に伝える、市民に愛される祭礼として定着しました。

見どころ

最大の見どころは、甲冑に身を包んだ武者や、艶やかな衣装をまとった姫たちによる「武者行列」です。後北条氏五代をはじめとする総勢1,500人規模ともいわれる大行列が、勇壮な隊列を組んで小田原城周辺を練り歩く様は、まさに戦国絵巻そのもの。鉄砲隊や音楽隊なども加わり、観客を戦国時代へと誘います。出陣式や、小田原城をバックにした勇壮な光景は迫力満点。歴史ファンならずとも楽しめる、華やかで見ごたえのある祭りです。

開催情報

毎年5月3日のゴールデンウィークに、神奈川県小田原市の小田原城址公園および市街地一帯で開催されます。春の祭りであり、季節は春。武者行列のルートや関連イベントの日程は年によって異なるため、小田原市および主催団体の公式発表で事前に確認することをおすすめします。

アクセス

会場の小田原城へは、JR東海道本線・小田急小田原線・東海道新幹線「小田原駅」から徒歩圏内とアクセスが抜群です。新幹線停車駅であるため、東京方面からも約35分とアクセス良好。箱根観光の玄関口でもあり、各方面から訪れやすい立地です。期間中は混雑が予想されるため、公共交通機関の利用がおすすめです。

周辺観光

小田原市は、戦国時代の名城・小田原城を中心とする歴史の町であり、箱根や湯河原などの温泉地への玄関口としても知られます。天守閣がそびえる小田原城址公園は、桜や花菖蒲の名所としても人気。相模湾に面し、小田原かまぼこや干物などの海の幸も豊富です。箱根の温泉や芦ノ湖、彫刻の森美術館などの観光地も近く、小田原北條五代祭りとあわせて、神奈川西部の歴史・自然・温泉を満喫できるエリアです。


出典・関連リンク

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