夜梅祭とは

夜梅祭(よるうめまつり)は、茨城県水戸市の偕楽園・常磐神社で、毎年2月から3月にかけての「水戸の梅まつり」の期間中に行われる夜のイベントです。日本三名園のひとつ・偕楽園に咲き誇る梅の花を、灯籠やキャンドル、ライトアップで幻想的に照らし出し、夜の梅の美しさを楽しむ催しとして人気を集めています。フィナーレを飾る花火も打ち上げられ、早春の夜を華やかに彩ります。

歴史と由来

夜梅祭は、2006年(平成18年)に始まった比較的新しいイベントです。偕楽園は、江戸時代後期に水戸藩第9代藩主・徳川斉昭が「領民とともに楽しむ場所」として造園した庭園で、約100品種3,000本もの梅が植えられた、日本を代表する梅の名所です。例年開催される「水戸の梅まつり」の夜の魅力を高めるために夜梅祭が企画され、ライトアップやキャンドルの灯りによって、昼とは異なる梅の幽玄な美しさを演出する催しとして定着しました。

見どころ

最大の見どころは、ライトアップとキャンドルの灯りに照らし出された、夜の梅の幻想的な光景です。偕楽園の園内や常磐神社の参道に無数の灯籠やキャンドルが並び、その柔らかな光が梅の花を浮かび上がらせます。漆黒の闇に浮かぶ白梅・紅梅の姿は、昼間の梅見とはまったく異なる幽玄な趣。イベントのフィナーレには花火が打ち上げられ、夜空と梅の競演が観客を魅了します。早春の夜のひとときを、灯りと梅と花火で彩る、ロマンチックな催しです。

開催情報

例年2月から3月にかけての「水戸の梅まつり」期間中の特定日に、茨城県水戸市の偕楽園・常磐神社で開催されます。早春の冬の催しであり、季節は冬。梅の開花状況によって最適な時期は前後します。最新の開催日や点灯時間、花火の有無は、水戸市および水戸観光コンベンション協会の公式発表で事前に確認することをおすすめします。

アクセス

会場の偕楽園へは、JR常磐線「偕楽園駅」(梅まつり期間中の臨時駅)や「水戸駅」からバスでアクセスできます。東京方面からはJR常磐線特急で水戸駅まで約1時間半とアクセス良好です。夜のイベントのため、帰りの交通手段も事前に確認しておくと安心です。

周辺観光

水戸市は、徳川御三家のひとつ・水戸徳川家の城下町として栄えた歴史を持ちます。偕楽園のほか、水戸藩の藩校・弘道館や、水戸黄門(徳川光圀)ゆかりの史跡など、歴史的な見どころが豊富です。納豆をはじめとする名物グルメや、千波湖周辺の散策も楽しめます。早春の梅、初夏のあじさい、秋の紅葉と四季折々の自然が美しく、夜梅祭とあわせて水戸の歴史と自然を満喫できるエリアです。


出典・関連リンク

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