概要

水郷潮来あやめまつり(すいごういたこあやめまつり)は、茨城県潮来市の水郷潮来あやめ園で毎年5月下旬から6月下旬にかけて開催される、約100万本のあやめ・花菖蒲が咲き誇る大規模な花の祭典である。1952年(昭和27年)に始まり、関東屈指のあやめ名所として知られる。

歴史

潮来は江戸時代から水運で栄えた水郷の町として、利根川と霞ヶ浦・北浦を結ぶ要衝に位置し、湿地帯に自生していたあやめが古くから親しまれてきた。1932年(昭和7年)、地元有志が観光資源としてあやめ園の整備を始め、1952年に正式に「あやめまつり」として開催が始まった。1955年に発表された花村菊江の歌謡曲「潮来花嫁さん」のヒットにより全国的に知名度が高まり、嫁入り舟をはじめとする観光イベントが定着していった。

見どころ

園内には約500種100万本のあやめ・花菖蒲が植えられ、紫・白・黄・絞り模様など多彩な品種が見頃を迎える。期間中の土日には「嫁入り舟」が運行され、白無垢の花嫁が舟で水路を渡る往時の婚礼風景が再現される。夜間ライトアップやろ舟遊覧、地元産品の販売も行われる。

開催情報・アクセス

会場は水郷潮来あやめ園(茨城県潮来市あやめ1-5)。JR鹿島線潮来駅から徒歩約3分とアクセス良好で、入園は無料。期間中は約80万人の観光客が訪れる。

周辺観光

近隣には霞ヶ浦・北浦の水辺景観、鹿島神宮、香取神宮など歴史的な観光地が点在し、舟運の名残を伝える前川を巡るろ舟遊覧も人気。


出典・関連リンク

← 他の祭りを探す