概要

フジロックフェスティバル(Fuji Rock Festival)は、新潟県南魚沼郡湯沢町の苗場スキー場で毎年7月最終週末の金・土・日3日間にわたって開催される、日本最大級の野外ロック・フェスティバルである。1997年に第1回が開催されて以来、約30年の歴史を持ち、3日間の来場者数は約12万人、海外からの来場者も多数を占める日本を代表する音楽イベントである。「世界一クリーンなフェス」としても国際的に知られている。

歴史

1997年(平成9年)、第1回が静岡県の富士天神山スキー場で開催されたが、台風直撃により2日目以降が中止となり「伝説のフェス」として語り継がれることになった。1999年から現在の新潟県苗場スキー場へ会場を移し、以降一度も中止することなく継続開催されている(2020年はコロナ禍でオンライン、2021年は規模縮小開催)。主催は株式会社スマッシュ。「自然との共生」「環境配慮」をコンセプトとし、ゴミの分別徹底・マイ食器推奨・森林保護プロジェクトなどサステナビリティへの取り組みが高く評価され、海外メディアからも「世界で最もクリーンなロックフェス」と評されている。

見どころ

会場は苗場スキー場の広大な森と渓流に囲まれた約9つのステージで構成され、メインの「グリーンステージ」「ホワイトステージ」では世界的ロックバンド・アーティストが連日ヘッドラインを飾る。出演アーティストは年により異なるが、過去にはレッド・ホット・チリ・ペッパーズ、レディオヘッド、コールドプレイ、オアシス、ボブ・ディラン、フー・ファイターズなど超大物が出演している。日本人アーティストも多数出演し、ロック・電子音楽・ヒップホップ・ジャズなどジャンルは多岐にわたる。会場内には飲食店約200店、温泉、キャンプサイトもあり、3日間滞在型のフェスとして定着している。

開催情報

開催地は新潟県南魚沼郡湯沢町三国苗場の苗場スキー場。最寄駅はJR上越新幹線「越後湯沢駅」からシャトルバスで約50分。開催期間は毎年7月最終週末の金・土・日3日間。チケットは1日券¥22,000前後、3日通し券¥58,000前後(年により変動)。前夜祭(木曜)も別途有料で開催。山岳地のため天候が急変しやすく、レインウェア・防寒着・歩きやすい靴は必須装備。場内はキャッシュレス決済対応。

周辺の見どころ

苗場・湯沢エリアは新潟県最大の温泉・スキーリゾート地で、フェス前後の宿泊先・観光地として人気が高い。越後湯沢駅周辺には「ぽんしゅ館」(新潟の地酒利き酒コーナー)、雪国まいたけ館などの観光施設が集積。少し足を伸ばせば、川端康成の小説『雪国』の舞台となった越後湯沢温泉、苗場ドラゴンドラ(日本最長5,481m)からの山岳パノラマも楽しめる。


出典・関連リンク

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